2006年11月29日

広島ドッグパーク詐欺!?勝谷誠彦のコメント

2006年11月28日
広島ドッグパーク詐欺。
http://www.policejapan.com/contents/katsuya/20061128/index.html
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 ご存じのように大阪の朝日放送『ムーブ!』は社保庁の「偽装免除」や、大阪市職員の腐敗ぶりを続々とスクープして全国に名を売った番組ですが、発売中の『AERA』にもトップの特集の中で取り上げられていましたね。 なんでも「時代の気分は新コーハ」だそうでその代表がテレビでは『ムーブ!』なんだそうだ。<ムーブのコメンテイターは、評論家宮崎哲弥さん、福岡政行白鴎大学教授ら約20人>て、私にも取材をしたくせに、このお二人の隣に二日続けて座っている私の名前は外す、さすがは「築地をどり」(爆笑)。

 ついでながら<新コーハ>と持ち上げておきながらその<コーハ>を支えている論客たちについて、次の特集で<右翼論壇/仁義なき戦い>とイヤガラセをしておくことも忘れない。立派なもんです(笑)。


 さてマクラが長くなったがその『ムーブ!』がまたまたスクープをやってのけました。広島のドッグパーク事件て覚えていますか?広島県にある犬のテーマパークが事実上の倒産、数百匹の犬たちが放置されて、病気や飢餓で危機的な状況に陥った。そこで、ボランティアたちが出動して、救出。譲渡会をひらいて、ほとんどの犬たちは引き取られていった…。こういう話でしたよね。

 まあ、言ってみれば「美談」です。

 ところがこの「美談」が額面通りではないということが、ボランティアの告発から明らかになってきたのです。以下は昨日オンエアした『ムーブ!』の渾身の取材に基づいて紹介していきます。

 犬の救出を主導したのは『アーク・エンジェルス』という大阪の動物愛護団体でした。代表はHなる人物。もともとは『アーク』という団体にいましたが、分裂して今の団体を作った。『ムーブ!』オンエア後『アーク』に抗議の電話が殺到したそうですが、今回の事態には何の関係もないので、間違えないようにして下さい。

 H氏はドッグパークに乗り込むと、ほかの愛護団体の応援の申し出を徹底的に排除した。その一方で、全国からの個人のボランティアや、支援物資、寄付金は広く受け入れます。これまでに、応援ボランティアはのべ6800人、寄付金は、『アーク・エンジェルス』が公開しているだけでも、約5900万円が集まりました。

 ところが、このお金の管理と使途が不明瞭なのです。

 まず、寄付金は『アーク・エンジェルス』のほかの活動と同じ口座に振り込まれることになっている。どこからがドッグパークの犬たちを救うために使われているのかが不明です。

 そして、ここからが肝心なところなのですが、5900万円はほとんど、現場の犬たちの救済に使われておらず、ほぼ丸々残っているのです。

 ボランティアたちはみんな手弁当です。逆に、病院に連れていった場合、その費用を自己負担させられたケースもあるようです。

 治療にあたった獣医師会も、費用は請求していません。そうしたスタッフが寝泊まりしたりする施設は、もともとドッグパークの運営にあたっていた地権者のOさんが負担しました。彼は、H氏に言われるままに金を出していて、これまでの総額は1000万円近くにものぼります。本来ならば、これは寄付金の中から出されてもしかるべき金です。

 そうまでして寄付金を温存する理由はどこにあるのでしょう。ちなみに、5900万円という額は、H氏が公表しているものに過ぎません。ボランティアの証言によると、支援物資の中にお金が入っていたり、現金書留で来るものもあったという。証言者の感触では「総額では5900万円の2、3倍にはなるのではないか」ということだったことを書き添えておきます。

 『ムーブ!』の取材に対してH氏は寄付金がほとんど残っていることを認めた上で「犬のためのシェルターを作るのに使う」と言っているのです。

 しかし、ドッグパークに犬はもう70頭ほどしか残っていません。もっとも、これも「わざと残している」という声があがっている。これからも寄付金を集めるためです。

 となれば「シェルター」はこれから来る犬のためであって、「広島ドッグパークの犬のため」に寄付した人々の意図とは異なることになります。犬好きで寄付した人の中には、それでもいいと言う人もいるでしょうが、倫理的に言って、おかしいと言わざるを得ません。

 こういう寄付の扱いには極めて慎重にならなくてはいけないのは、ニュヨーク・タイムズに拉致問題の意見広告を出したあの活動で私は痛感しています。どれだけ、有田芳生さんや私たちが、不明朗な金の使い方をしているという誹謗中傷がなされたことか(笑)。私たちは公認会計士を入れて、すべての収支を明らかにしました。それでも、こうした非難を受けたのです。まあ、不徳のいたすところでしょうが。

 ちなみに、支援物資についても、ボランティアの人々は、疑惑を指摘しています。膨大な分量あったドッグフードなどの物資がいつの間にか「消えて」いくんだそうです。

 H氏は「ボランティアなどの中で、盗んでいく人がいたようだ」などと言っていますが、そんなハンパな分量ではない。それに、支援物資は寄付してきた方々からの預かり物ですから、彼には管理する責任があるわけで「盗まれているようだ」はないでしょう。

 当然ながら、横流しして換金しているのではないかという疑念が涌きますね。


 まあ、一万歩譲って、余剰資金や物資の今後については、法的というよりも倫理の問題としましょう。しかし、もっと疑惑を呼ぶ言動を、H氏は0さんとの間で引き起こしているのです。

 以下は、ある方法で記録が残っているものですが、ここでの記述は、意味がわかる程度にしておきます。

 H氏は0さんに「土地を自分か広島市に寄付しないか」「5000万円を提供しないか」ともちかけます。

 そしてその意図に沿わない場合は「告発する」「(Oさんの取引先の)銀行に話して、融資を止めさせる」などと言うのです。銀行がなぜそうするかと言うと「ボランティアに日当などを請求させるとOさんが資金繰りが苦しくなるから」という理屈のようですが、日当もらったら、ボランティアじゃないでしょう(苦笑)。論理は根底から破綻しています。

 こうしたやりとりが、強要や脅迫にならないように、H氏の動きはきわめて慎重です。たとえば『ムーブ!』の取材に対して「5000万円という数字を言った」ことは最後まで否定しました。さきほど書いたように、ある記録が残っているんですがね。「脅す、脅さない」という言葉も、会話の中で、明確に出ていることも付記しておきましょう。


 さんざん垂れ流された美談の映像の、これが裏側です。

 関西ローカルの『ムーブ!』が火をつけたこの疑惑に、中央や地元のメディアがどれだけ応えてくれるのか、私は注視しています。だって、あの話を全国に流したのはあなたがたでしょう。それを見て寄付した人々がどれほどいることか。

 メディアには最後まで検証する責任があります。

 本当なら昨日のオンエアを受けて、今日の新聞やテレビが後追いをしてもいはずなのだが、私の目にはまだ入っていない。

 『ムーブ!』スタッフの努力の成果の上前をはねるようで恐縮だと思いながらも、ここでこうして紹介するゆえんです。

 心あるメディア人よ。特に、地元のメディアよ。よろしく頼みますよ。


 自民党というのは、ホントに度し難い政党ですなあ。ついに郵政造反組の復党を認めました。

 これは、明確な詐欺です。こんなことが許されるのなら、総選挙前には地元に媚びるような分派をつくって当選して、あとからみんな復党すればよろしい。

 以前も書きましたが、暴走族がマフラー外して車検を通して、あとからまたハメるようなものだ。あるいは、飲酒運転の検問を通りすぎてから居酒屋の駐車場に車を乗り入れて、じっくりと呑むようなもんです。

 国民を愚弄するのもいいかげんにしろ。

 平沼赳夫さんだけが男を上げましたが、彼も参院選挙前には、必ず復党すると私は見ています。

 なぜなら今回の復党騒ぎは、突き詰めていえば片山虎之助参院議員の、選挙対策に過ぎないからです。平山さんを取り込まないと、そもそもの意味がないことになる。

 いち参院議員の議席を護るために、自民党は国民を敵に回しましたわけです。馬鹿だなあ。

 これで安倍政権というのが、まったく元の木阿弥の古い自民党であることが明らかになりました。

 元の木阿弥とは何かというと、思い出してください、あの森政権ですよ。どはははははは。

 小渕首相の死去に伴って、密室での談合で選ばれた、サメの脳味噌。えひめ丸事故で、日本国民の子供たちが死んでいる時にゴルフをやっていた愚物。「IT」を「イット」と呼んではばからない大物(嘲)。

 確か、彼の支持率はヒトケタでしたね。安倍さんもそこまで行くつもりですかね。

 問題は次の参院選まで国民がこのことを忘れないことです。国民の忘却こそが、自民党に権力を維持させてきたんですよ。

 大マスコミは全自民党員に復党の是非をアンケートして、実名入りで公表すればいい。そして、次回の選挙にはみなさんそれを見て投票するべきでしょうね。


 民主党は、こんどこそ攻勢をかける大いなるチャンスなんですよ。それなのに、和歌山県知事選で候補者擁立見送りという、大愚挙に出た。これほど自民党に瞬間的な逆風が吹いている時はないというのに。

 ヘタレの底が知れないとしか言いようがない。

 ファイティングポーズすらとれない政党が、虐められている子供に「頑張れ」などと言う資格はないでしょうね。


 北朝鮮に点滴薬を持ち出そうとした女が逮捕されました。朝鮮総連東京本部へのガサは、ずっと書いてきたように、総連本部本体への強制捜査の前哨戦です。いわば本丸を前に二の丸まで警察は攻め込みました。

 それにしても、この春先から、北朝鮮が薬剤をしきりに集めているのが不気味です。

 一説には、核実験で被爆した科学者の治療のためと言われていますが、国家が薬剤の備蓄をはじめるには、警戒が必要だ。

 なぜなら、往々にして、それは、戦争準備だからです。
posted by 広島ドッグパーク at 18:47| Comment(0) | TrackBack(0) | 各メディアの報道状況 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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